フレックスベルでホームジム!【20kg?32kg?36kg必要?】

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コロナ禍が明け、ジムに行きやすくなったとはいえど、やはり感染症が気になるためジムに行きにくい人も多いかと思います。

そんな時、頭によぎるのはホームジムですよね?

ホームジム作成のためには、ダンベルやベンチなどいくつか必要なものがあるかと思います。

そして、ホームジムにダンベルを導入するなら、限られたスペースに簡単に導入できるアジャスタブルダンベルを導入することがほとんどだと思います。

昨今のホームジム需要に伴い様々なアジャスタブルダンベルがありますが、その中でもフレックスベルは定番中の定番となっています。

そんな定番中の定番のフレックスベルですが、20kg、32kg、36kgと3つのモデルがあり、そのどれを買うのが良いのか、悩みますよね?

今回は、実際にホームジムでフレックスベルを使用している僕が、そのレビューを交えつつフレックスベルの良さをお伝えします。

この記事を読み終わったあなたはフレックスベルが欲しくなっているはず。

ホームジムや、自身のパーソナルジムにどのダンベルを導入するかを考えている人は是非最後までお読みください。

実際にフレックスベルを自宅で使用している僕が実際の使用感などをレビューしていきます!

目次

フレックスベルとは?

フレックスベルは、スウェーデンのNÜO Athletic innovation社が開発・製造しているアジャスタブルダンベルです。

ダンベルにはこのフレックスベルの他にも、有名所だとボウフレックスのアジャスタブルダンベルや、パワーブロック、最近だと1kg刻みのメタルダンベル系統などもあります。

これらと比較してのフレックスベルの特徴とはなんでしょうか?

フレックスベルの特徴

フレックスベルは台座にセットした状態でシャフトを回転させることで、簡単に素早く重量の変更ができるといった特徴があります。

シャフトを回転させて重量変更するタイプのダンベルは、最近ではフレックスベル以外にもいくつか販売されていますが、スクリュー型ダンベルやボウフレックス、パワーブロックなどのアジャスタブルダンベルと比較しても素早い重量変更が可能といえます。

フレックスベルはダンベルらしい形状がイイ

フレックスベルは、ボウフレックスタイプやパワーブロックタイプのアジャスタブルダンベルと比較して、普段から慣れ親しんでいるダンベルらしい形状をしています。

ボウフレックスやメタルダンベルのようなタイプのアジャスタブルダンベルは、ウエイトプレートを保持する部分の形状から軽重量から高重量までその大きさが変わらないといったデメリットがあります。

ボウフレックスのアジャスタブルダンベルは重量が変わってもサイズ感は変化しない

一方、フレックスベルは写真のように支柱と、ウェイトの爪でロックをする構造になっているので、重量に応じてダンベルのサイズも変化します。

フレックスベルは重量ごとにサイズ感が変化する

重量に応じてダンベルのサイズが変化しないのは意外と邪魔で不便に感じることが多いので、この点は大きなメリットといえます。

また、パワーブロックのようなタイプのダンベルは、その形状と仕組みの関係上通常のダンベルと重心の位置が異なるというデメリットがあります。

パワーブロックは微調整用のウェイト(写真下部分)があるため、重心がダンベルの中央にこない

パワーブロックでダンベルフライやプレスをすると、手首からおもりをぶら下げているような感覚になってなんとなくやりにくく感じるんですよね・・・。

その点、フレックスベルは重量固定式のダンベルに近い形状をしているので、重心位置に違和感は特になく、どの種目も非常にやりやすいです。

プレートの中心に穴があるだけなので重心位置は普通のダンベルとほぼ変わらない

フレックスベルの仕組み

フレックスベルは、シャフトを回転させることで、重量変更を行うダンベルです。

下写真の様に、シャフトを回転させると、プレートの中心にある支柱の長さが変わり、この支柱と、ダンベル上部にある爪のはめ込みによりウェイトを保持しつつ重量調整を行う仕組みになっています。

また、シャフトを回転させての重量変更はダンベルを台座に置いている時、より正確に言うと、下記写真の○の部分がしっかりと嵌った状態で台座に収まっている時しか行うことはできないように設計されており、トレーニング中にシャフトが回ってしまう事故が置きないようになっています。

フレックスベルの使用感

それでは、ここから、実際にフレックスベルを使用して普段からトレーニングしている僕が、実際のフレックスベルも使用感についてお話していきます。

ちなみに、僕は自宅のホームジムで2020年8月からフレックスベルを使用しています。

フレックスベルの重量変更について

フレックスベルのウェイトの脱着はとてもスムーズです。

フレックスベルの重量変更はシャフトを回転させるだけですので、左右のダンベルを同時に重量変更することも用容易です。

また、フレックスベルを台座から脱着することも問題なくスムーズに可能です。

ボウフレックスタイプのダンベルや、メタルダンベルなどはこの脱着が若干ですがうまくハマらない時があり、もたつくことがありますが、フレックスベルは特にひっかかりが生じることなどもありません。

フレックスベルのシャフトについて

フレックスベルのシャフトの太さは32mmと通常のダンベルやバーベルが28mmや29mmであることを考えると少し太いですが、特に極端に太すぎるわけでもなく、むしろ少し太いことによって手首が安定し握りやすい印象があります。

また、フレックスベルのシャフトはゴム巻きされているメタルダンベルなどのようなタイプではなく、ローレット加工された金属シャフトです。

ローレット加工というのは、写真のようにギザギザに金属を加工し滑り止めとしている加工です。

太すぎず細すぎず、ローレットも強すぎない絶妙に丁度いいシャフト

ダンベルやバーベルの種類によってはローレット加工が粗かったり、ローレットの高さが高かったりして、良くグリップする一方で手が痛い時など色々なパターンがあるのですが、フレックスベルのローレット加工に関しては手が痛くなることはなく、かつ必要十分なグリップ感があります。

シャフトの形にもストレートタイプと、樽型グリップのタイプがありますが、フレックスベルはストレートタイプです。

パワーブロックは樽型グリップです

個人的には樽型グリップのダンベルはあまり好みでないため、このストレートタイプのシャフトも気にいっています。

フレックスベルの安全性

アジャスタブルダンベルは様々な仕組みでウェイトをダンベルに保持していますが、重量変更がスムーズな反面、使用中にウェイトが脱落するリスクを少なからず持っています。

この点、すでにお話しましたが、フレックスベルはウェイトの中心に支柱が通り、かつ爪でロックしている形状になっています。

支柱と爪の2重ロックなので安心安全構造

フレックスベルは、ウェイトをパワーブロックのようにピンで固定しているわけでも、ボウフレックスのアジャスタブルダンベルのように爪だけで引っ掛けているわけでもないので、ウェイトの脱落のリスクは低いと考えて良いと思います。

パワーブロックはピンでウェイト変更・固定します
ボウフレックスはダイヤル横やプレートが差し込まれる部分にある爪が動くことでウェイト変更・固定する

フレックスベルを買うならどのモデルを選ぶべきか

フレックスベルには、20kgのもの、32kgのもの、36kgのものの三種類があります。

自分はまだ初心者だし、20kgで十分かな?

今後高重量を扱うことを考えると36kgを買うほうがいいかな?

など、どれを選べばいいのか悩ましいところです。

フレックスベルを買うならどの重さを選ぶべきなのでしょうか?

選択肢は32kgか36kgの2択

結論から言うと、フレックスベルを買う際の選択肢は32kgか36kgの2択です。

自宅にトレーニング器具を購入するような人は基本的には本気でトレーニングをしたい人だけだと思います。

本気でトレーニングをしていると、種目によっては20kg以上のダンベルを扱えるようになるまでにそこまで時間はかかりません。

特に男性に関しては最初から20kg以上のダンベルを使える人も多いのではないでしょうか?

そう考えると、20kgのフレックスベルの選択肢は消えますよね。

そして32kgと36kgを選ぶ場合には、最大重量よりも、低重量帯がどこまで軽く・細かく調整できるのかを考えて、32kgか36kgを選ぶとよいでしょう。

ちなみに、32kgは最低重量2kgでその後4kg、6kg、8kg、10kg・・・と2kg刻み、36kgは3kg、5kg、7kg、9kg、12kg・・・と、一部3kg刻みの2kg刻みです。

36kgは最大重量が重い分、最低重量が3kgと、32kgよりも1kgだけ重いのと、微調整の関係なのか3kg刻みの部分が発生しています。

この部分をどう考えるかで、選択が変化してくるかと思います。

フレックスベルは32kgが最適解です

ちなみにですが、僕はフレックスベル32kgを購入しました。

選んだ理由としては、購入当時は36kgがまだ販売されておらず、20kgか32kgしか選択肢がなかったというのもありますが、36kgが販売開始された現在でも、僕はフレックスベルは32kgが最適解であると考えています

ここでは、その理由について述べていきます。

繰り返しになりますが、僕の意見としては、アジャスタブルダンベルは最大重量よりも低重量帯の調整幅で考えるべきです。

正直なところ、30kgを超えた高重量帯でのダンベルトレーニングはそこまで頻繁に行うことはありませんし、僕自身はダンベルトレーニングは高重量低レップでの高強度トレーニングで行うのではなく、中重量で効いているかを意識しながらレップ数を追い込むことが重要であると考えています。

それに、ダンベルで高重量トレーニングをする際に32kgで重量が不足している状態になった場合、36kgでも重量は足りない状態となっているでしょう。

そう考えると、32kgのモデルか36kgのモデル、どちらを選ぶかといった点で最大重量の違いはそこまで影響しません

どちらかというと検討すべきは、トレーニングにおいて細かい重量の変更を行う頻度の高い20kg以下の、特に10kgまでの重量帯の設定の違いです。

36kgモデルのフレックスベルは、10kgまでの重量設定が、3kg、5kg、7kg、9kgとなっており、9kgの後は部分的に3kg刻みとなり12kgの設定です。

一方、32kgモデルのフレックスベルは、10kgまでの重量設定が2kg、4kg、6kg、8kg、10kgとなっています。

36kgモデルは最低重量が少し重いのと、設定できる重さが1段階少ないことがわかります。

また、32kgモデルで設定できる4kg、6kg、8kg、10kgといった重量は、ダンベルトレーニングで最も使用する頻度の高い重量帯です。

特に、10kgの設定は一つの区切りのような印象があり、個人的には最も使用する頻度が高い重量設定のため、この設定ができない点で僕自身は36kgは選択肢に入りませんでした。

上記の理由により、僕自身は36kgモデルが販売されている今でも、フレックスベルは32kgモデルの購入が最適解と考えています。

女性なら20kgもアリ

このように書くと、フレックスベルは32kgか36kgのどちらかしか買うメリットが無く、20kgモデルの立つ瀬がないように思えますが、女性で、自宅でダンベルトレーニングを行いたいという方であれば、フレックスベル20kgモデルの選択もアリです。

どうしても、男女で筋肉の付きやすさは変わりますし、筋肉量の差がある以上扱える重量にも差ができてしまいます。

種目にもよりますが、女性で20kg以上のダンベルを扱うことはあまりない印象があります。(パワーリフターのなど斤量が女性の中でもかなり多い場合はまた別ですが)

そうなると、20kgより上の重量設定があるフレックスベルを購入するのは、その分金額も高くなりますし、少しもったいない気がします。

もし、この記事を読んでいるあなたが女性で、あまり重量を扱うことがないのであれば、フレックスベルの選択肢として20kgモデルの購入もアリです。

まとめ:自宅へのダンベル導入はフレックスベル32kgモデルがおすすめ

今回はフレックスベルについてのお話をしてきました。

僕個人の意見も含めて、自宅にダンベルを導入する際は、フレックスベル32kgモデルがおすすめです。

フレックスベルの購入を検討される方はリンクを貼っておきますので、是非下記リンクからご購入下さい。

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この記事を書いた人

にのみのアバター にのみ 理学療法士・パーソナルトレーナー

理学療法士(医療系国家資格)兼パーソナルトレーナー
【経歴】
大学卒業後回復期病院にて理学療法士として勤務筋トレを趣味として開始▶︎ボディビル系コンテストに挑戦▶︎フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動開始▶︎新規開院のクリニックにオープニングスタッフとして転職▶︎クリニックホームページ内のコラム執筆担当も兼任▶︎PT×PT Blog開設

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