ダイエットのためにジムで筋トレをしようと思い、先日ジムに通い始めました。
でも、こんな太った身体で筋トレマシーンやダンベルのエリアに行くとかなり浮いて好奇の目でみられそうで、恥ずかしくて結局有酸素マシーンしか使えてません。
僕はガリガリ脱却のためにジムに通い始めましたが、僕もダンベルやパワーラックのあるフリーウェイトエリアに行くのは、そこにいる人たちがマッチョすぎて、初心者は邪魔だと思われそうで怖くて近寄れません。
ジムに通い始めたばかりのころは、筋トレマシーンを使ったり、フリーウェイトエリアに行くのは、初心者の自分の身体だと恥ずかしい気がするし、初心者は邪魔だとも思われそうでなんとなく避けてしまいますよね?
ですが、大丈夫です。
マッチョ達はそんなに心は狭くありませんし、最低限のマナーさえ守れていれば、初心者のみなさんを応援すらしてくれています。
今回はそんな初心者がジムで思いがちな、でも無用な心配と、最低限のジムマナーについてお話します。
初心者がジムで頑張ると恥ずかしい?そう思ってしまう理由と実際の周囲の反応
さあ、これからジムで筋トレやダイエットを頑張ろう!
そう意気込んでジムの契約をしたあなた。
ですが、周りはどうみてもマッチョ、引き締まった身体、とてつもない重量を扱うトレーニーに溢れています。
自分のような初心者がこんなことにいて良いのか、周りに馬鹿にされてしまうのではないか、なんとなく恥ずかしい、と感じる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、そんな初心者が何故恥ずかしいという感情を抱くのかと、実際周りのマッチョはどう思っているのかについてお話します。
どうみても初心者な体型が恥ずかしい
ジムに初めて行くと、どうしても目につくのは自分のような初心者ではなく、引き締まった身体の人、木彫りの彫刻のように絞れたマッチョ、信じられない重量でトレーニングをする人たちです。
そんな人たちと、初心者丸出し、ガリガリだったりぷよぷよだったり、体型は様々ですが、自分の体型が周りのジムの住人に見られ、貶され、馬鹿にされているような気がして、恥ずかしくなってしまいます。
しかし、実際には、周りのマッチョたちはあなたをそんな風には見ていません。
周りのマッチョ達も最初は初心者。
もしあなたを見ていたとすれば、自分が初心者であったころを思い出して懐かしく思っているか、新たなジムの住人を陰ながら歓迎、応援しているかのどちらかです。
そもそも、大半のマッチョは自分の身体に必死で、あなたを見てすらいません。
基本的にはあなたの気にしすぎです。
恥ずかしくなんか、ありません。
初心者でしかないトレーニング方法が恥ずかしい
初心者であるあなたがジムを訪れると、バーベルやダンベル、パワーラックのあるフリーウェイトエリアを目にすることがあると思います。
するとどうでしょうか、ウェイトを何枚もつけたバーベルでベンチプレスやスクワットをしているマッチョが目に入ってしまいます。
それ、何キロついてるの・・・?
そんな考えとともに、自分が使える重量が大したことなさすぎるように思えて、フリーウェイトエリアを去ってしまい、マシンエリアや有酸素マシンエリアに引きこもってしまうかもしれません。
でも、安心してください。
そんなマッチョ達も最初からそんな重量を扱えたわけではありません。
そもそも、マッチョ達は目の前の重量を持ち上げることに必死で、あなたのトレーニングなんて見てすらいません。
ジムでトレーニングをするという行動そのものが褒め称えられてもいい行動です。
自信を持って、トレーニングに励みましょう。
初心者に限らずジムで邪魔に思われる場合について
ここまで述べたように、周りのマッチョ達は、初心者であるあなたをみて、自分が初心者であったころを懐かしむことこそあれど、馬鹿にするようなことはありません。
しかし、あなたが初心者ではなく仮に上級者であったとしても、これをやってしまうと周りのマッチョ達から邪魔で疎ましく思われてしまいます。
ここでは、そんな初心者に限らずジムで邪魔に思われてしまう場合についてお話していきます。
マナー違反は邪魔
ジムで邪魔に思われる場合は、ほぼこれ一択と言っていいレベルで、マナー違反が挙げられます。
逆に言えば、ここで紹介するマナー違反を行わなければ、基本的にバカにされたり、邪魔に思われることはありません。
そう言われると、どんなことがマナー違反であるかは知っておいて損はなさそうですよね?
それでは、ジムでどんなことをしてしまうとマナー違反となり、周囲の邪魔になってしまうかについて確認していきましょう。
よくみるマナー違反と正しいマナー
では、比較的ジムでよく見られるマナー違反と、正しいマナーについてお話していきます。
パワーラックセーフティバーを使用しない
ジムのフリーウェイトエリアにあるパワーラックやハーフラックは、もしトレーニング中につぶれてしまった時のために、セーフティバーというものがついています。
このセーフティバーを正しく使えていれば、ベンチプレスのときにつぶれてしまって、バーベルが首に落ちてくるのを防いだり、スクワットで身体がバーベルに押しつぶされることを防ぐことができ、大事故や大怪我の発生を防ぐ事ができます。
しかし、このセーフティバーを外したままトレーニングを行う人や、正しく設定しないままトレーニングを行う人がとても多いです。
もし、このセーフティバーを外したまま、正しく設定しないままトレーニングを行い、潰れてしまうと、最悪の場合死が待っています。
もし、セーフティバーを外したまま、正しく設定しないままトレーニングを行って、潰れてしまい、大怪我や死亡をしてしまった場合、もうそのジムは事故が起きたレッテルをはられてしまい、経営ができなくなるかもしれません。
あなたが筋トレを愛しているなら、ジムも愛しているはず。
ラックのセーフティバーを使用することは最低限のマナーです。
必ずセーフティバーは使用しましょう。
マシンやパワーラックの場所取り
次に使いたいから、トイレに行きたいから、サーキットトレーニングやスーパーセット・トライセットなどでまとめて使いたいから、など様々な理由で、マシン、ラック、ベンチなどに自分の荷物を起き、場所取りをすることはマナー違反です。
特に夕方のジムは混雑しがちで、場所取りをされてしまうと、他にそのマシンやラック、ベンチを使いたい人がいる場合、複数人のトレーニングを妨げることになります。
今使っていないマシンまで場所取りをしてしまうことは絶対にしてはいけません。
譲り合いの精神を持ちましょう。
マシンの上やラックの中での長時間の休憩
トレーニングはセット毎のインターバルが必ず必要になります。
しかし、それは数分程度の話で、10分も20分もマシンやラックの中で休憩するのはどうでしょうか?
それをしている人は本当にトレーニングをしているように見えますか?
ラックやマシンなどは、あなた以外にも使いたい人は周囲にたくさんいます。
インターバルの時間には十分注意をしましょう。
インターバル中、マシンに座ったままでスマホを弄るのはマナー違反なのではないかと糾弾されることがあります。
確かに、インターバル中にスマホを弄るのは、見栄え上良くはないかもしれません。
しかし、現代ではスマホアプリでトレーニングの内容をメモしたり管理する場合もありますし、スマホの操作をしつつインターバルの時間を測っている場合もあります。
よほど長時間スマホをいじっていたり、通話をし始めたりするのでなければ、目の敵にするのは間違いではないかと僕は考えます。
使用したマシンの汗を拭かない
ほとんどのジムでは、マシンやベンチなどの近くには、使用後除菌・清掃を行うための布やスプレーが置いてあります。
たまに、めんどくさいのかこれらを使わず、汗まみれのマシンやベンチをそのままにして去っていくトレーニーを見かけます。
何故、他人の汗まみれのマシンやベンチを拭かなければならないのでしょうか・・・?
無用な喧嘩を避けるためにも、マシンやベンチを使用した後はかならず吹いて下さい。
(入会時の施設利用説明でも説明されているはずです・・・)
大きな声や音を出しながら鍛える
トレーニング中、自分を奮い立たせるためか、必要以上に雄叫びを上げる人がいます。
重量が重いのか、単に器具の使い方が荒いのか、ガシャンガシャンと大きな音を立てて鍛える人がいます。
単純にうるさいです。
重い重量を持ち上げるために唸ってしまったり、声が漏れ出る程度であれば仕方ありませんし、さすがにそこまで気にはしません。
しかし、1rep毎に甲高い声で「ポゥ!!」と叫ぶ人や、「うぉぉぉ!!!」と雄叫びを上げるのは何故でしょうか?とてもうるさいです。
また、器具の使い方が乱暴な場合、器具が故障してしまい、ジムに迷惑を掛けてしまうこともあります。
トレーニングを行う以上、音や声が多少出てしまうことは否めませんが、必要以上の音や声はマナー違反以外の何者でもありません。
必要以上の音や声を出している自覚のある方は、今からでも遅くありません、少しだけ気にしてみましょう。
自撮りや動画の撮影
トレーニングをしている自分や、ジムにいる自分を撮影するトレーニーがよくいますよね。
これについては、撮影すること自体が悪なわけではありません。
例えば、トレーニングのフォームを撮影することにより、客観的な確認や今後のトレーニングのプランニングを行う場合もありますし、何より撮影については了承しているジムもあります。
しかし、周囲に配慮のない自撮りや、動画の撮影などは、迷惑であるばかりか、場合によっては肖像権の違反にもなります。
自撮りや動画撮影の際は周囲に注意しましょう。
もしジムであなたのことをマッチョが見ていたら
ここまでお話してきたように、マッチョ達はあなたがよほどのマナー違反をしているわけでもない限り、バカにしたり、蔑んだりする目的であなたのことを見てはいませんし、なんなら自分のトレーニングに必死であなたを含む他人に目を向けてすらいません。
しかし、それでも周囲の人たちがあなたのことを見ている気がするとするなら、それは彼らが初心者であったころを懐かしみ、あなたのこをとジムの新たな仲間として歓迎し、応援しているに過ぎません。
気にせず、トレーニングを楽しんで大丈夫です!
まとめ:初心者でもジムは胸を張って行ってOK!最低限のマナーだけ守れば問題ありませんよ
今回は、初心者がジムで心配しがちなこと、ジムでの最低限のマナーについてお話しました。
自分の思っている心配事のほとんどが考えすぎであったのではないでしょうか?
このブログでは、上記のようにフィットネスやダイエット、食事などに関連した内容を、医療従事者(理学療法士)兼パーソナルトレーナーの目線からお伝えしていきます。
他の記事も是非、ご一読ください。
今回は、以上です。
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